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チャレンジから思うこと
私は訪問看護に転職する前に看護学校で教員として勤務していました。教員を目指したきっかけは、臨床で看護学生と関わり、精神的なフォローの必要性や看護基礎教育の重要性を感じたからです。自分が教員免許を取得し、少しでも力になれたらと考え実際に行動にうつしました。
看護学校で教員として働き、多くのことを学ぶ日々でした。担任として学習面だけではなく、日常生活面でのフォローや一人ひとりと真剣に向き合う毎日でした。臨床で感じていた印象と上回り、看護学生も色々なことで悩み・躓き、私たち看護師のフォローがかなり必要だと思いました。看護学生の学力云々の話ではなく、社会情勢的な要素も多く絡んでいると感じます。
当初の担当領域は基礎看護学と老年看護学でした。実習指導では精神看護学実習と在宅看護論実習以外は全て指導する機会がありました。しかし、訪問看護は全くの未知の世界で、精神疾患のお客様も多く、在宅にほぼ触れず転職したので不安が多く、訪問看護師として上手くやっていけるかどうか最初は緊張する日々でした。徐々に訪問看護に慣れ始め、自分自身の知識の定着化・地域に貢献したいと考え、「看護学校で講義がしたい!訪問看護の楽しさ・やり甲斐を伝えたい!」と思い調整し、2年間、在宅看護論の講師として足を運ぶことができました。自分の強みをあらゆる所で活かすことは自信にも繋がり、一から学ぶことが出来ると思います。何より、教授することが一番知識は定着化します。
転職するまでは「井の中の蛙大海を知らず」でした。同じ組織の中で勤務し続け、そこで学んだことが全てでした。転職を機に、「このような考え方もあったのか。」「在宅ではこのような物品を使っていて目から鱗だな。」と知らなかった世界を身に染しみて感じ、新たな知見が増えています。また、考え方も柔軟性が出てきたと実感し、上手く言語化できませんが心が楽になってきました。転職するまでの自分は「絶対こうでないといけない。」と考え方自体が自分を苦しめ、追い詰めていたと今になって思います。
病棟勤務・看護学校勤務で、数多くの症例の患者様から教えていただいたこと・看護学生・一緒に勤務し右も左も分からなかった私を大事に育ててくれた職員の皆さまに感謝の気持ちを忘れることなく、少しでも成長した自分をいつか看護で返せたらと思います。また、今一緒に勤務し支えてくれている職員にも感謝の気持ちを忘れず、邁進してまいります。
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