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訪問看護師になりました!
私は、新人看護師の頃からずっと慢性期病院の障害者病棟で7年間勤務していました。
そこでは慢性心疾患や腎不全、難病の方が多く入院されていて、寝たきりの患者様がほとんどでした。ご自宅に帰りたくても、身体機能が戻らず自宅で生活が送ることができない方や、住環境が整っておらずご家族の介護負担が大きくなりすぎてしまうことなどが理由で、やむなく病院での療養を余儀なくされているケースもありました。患者様から「家に帰りたい、どうしたら家に帰れるんだい?」と聞かれたり、「今から帰ろうと思う、ここにいたら息子が心配で寝ていられない」と夜間に不穏になってしまう患者様からの言葉に、何もできない自分がすごく無力感を感じて日々葛藤していました。そこである経験をさせて頂けたことが、私が訪問看護師になろうと決心したきっかけとなりました。
心疾患と認知症を患っている方で、療養目的で入院されており病院でのお看取りの方向性となっていました。しかし入院中に認知症状が進行し、妻のご飯でないと食べたくないと拒食をされたり、看護師のケア介入に拒否をされ、あまりの辛さから看護師に手が出てしまうことも多く見受けられるようになりました。患者様の気持ちを尊重し、病状を考慮してもこの時点で一度退院し、自宅での生活を支援していくことになりました。在宅サービスを調整し退院支援をさせて頂き、無事に退院することができました。1ヶ月後、退院後訪問に行かせて頂き、ご様子を伺うと穏やかな表情で出迎えてくださいました。趣味だったドライブにも奥様と行けて、海沿いで海鮮を食べれて美味しかったと嬉しそうに話してくださいました。病院では見られなかった本来の姿を見ることができた様な気がしてすごく嬉しかったのを覚えています。病院での治療はもちろん必要とは思いますが、患者様にとって住み慣れた自宅で過ごすことは、その方の持てる力を1番引きだせる看護に繋がることなんだと思いました。病気になってしまっても、自分らしく、自分のなりたい姿で入れるように、一つでも多く病気になる前の生活ができるように支援できる看護師になりたいという想いがずっとありました。それが、看護師を目指している時に思い描いた、理想の看護師像だったので訪問看護師で頑張りたいという思いが強くなり、11月から当社で挑戦させて頂いております。
実際に訪問看護師として働き始めて半年になります。まだまだ知識不足で分からないことや、至らないことがたくさんあり悩むこともたくさんありますが、成長させてくださる新しい利用者様との出会いに感謝しています。これからも頑張っていきたいと思います。
ブライト・ライフ訪問看護うらわ事業所 筒井薫
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