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第1回: 認知症高齢者の理解

訪問時、ご家族から「認知症高齢者への関わり方がわからない」という声をよく聞きます。

そこで本日は、今後、お互いが健康を保つことを目的にまず「認知症の理解」について投稿させていただきます!

 

日本の認知症高齢者は増加する一方です。日本は世界の中でも長寿国であり、認知症高齢者が増えることは必然かと思います。

 

最近は、認認介護(認知症の方が認知症の方の介護をする)・老老介護(65歳以上の高齢者が65歳以上の高齢者の介護をする)が問題となっています。認知症高齢者への虐待も問題になっています。老健施設に入るにもお金が必要です。家で共に暮らすとなると家族の負担も大きいです。尽きない問題点と課題が山積みだと思います。

 

私が幼稚園のとき曽祖母が認知症で、同じことを何十回と繰り返しいってきたり、家の3階から大きな物を投げたり、フィギュアを柱に釘で打ちつけたり、急に包丁を振り回し家族総出で止めに入り、祖父が手から多量の血を流していた場面を今でも鮮明に覚えています。(恐怖と人格が変わっていく辛さがありました)

 

当事者または家族でないと中々、理解され難いことがあります。

同じことを繰り返し話す認知症高齢者の方に対して「何いってるの?違う!何度も同じこと言わないで。」と話してしまうと言われた本人は傷つき、上手くコミュニケーションがはかれず、大切な情報を得ることができなくなります。

 

ここで、認知症高齢者の理解についてまとめたいと思います。

〜認知症高齢者の理解〜

・否定はしない。決して怒ったりしない。あるがままに話してくれることを聞く。

・結晶性知能は比較的保たれる。

・流動性知能を維持し続けることは難しい。

・認知症高齢者の特性を知る。

 

私は心がけていることがあります。

今にも折れそうな痩せ細った手、皺々の手、シミが沢山ある手、温かい手、その方が生きてきた個人史を感じとりたいので、コミュニケーションをとるときは、必ず手を握るようにしています。

 

少しでも認知症高齢者への理解が深まれば幸いです。認知症高齢者の理解について、次回も投稿させていただきます。

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